あの子が好きで苦しかった話

こんにちは、円です。

 

私には1年程前まで好きな人がいました。4年間くらいずっと好きで好きでしょうがなかったです。まだ私は18歳なのですが、あの子への想いが人生で最初で最大の恋だったらどうしよう、とよく思います。でもあの執着を、あの熱を、あの欠乏感と満足感を、恋というどこか神聖で綺麗な一文字に収めてしまっていいのかどうかは分かりません。兎に角好きでした。

想い続けることは、苦しかったけど本当に楽しかったです。相手が存在するというだけで嬉しかったです。同じ年に生まれて、同じような地域に生まれて、親に同じ学校に通わせてもらって。今日も顔の造形が最高だな!とか、照れると瞬きが多くなるのが可愛いな、とか。でも本当に苦しかったです。片想いだったので。あの子も好き、と何度も言ってはくれたんですけどね。1番苦しかったのは、良いものを見たり聞いたり体験して感動したとき、「あの子と共有したい!あの子がこの場にいれば!」といつでもあの子を思い浮かべてしまうことでした。Perfumeのライブでは特にそれが顕著でした。楽しいのに、あの子へのドロドロした想いが胸のそこから湧き上がってきて、切なさに胸が締め付けられました。たくさん泣いて、たくさん踊って、いつも訳が分からなくなるくらい自分を追い詰め、最後には無になって家まで帰ってました。

 

一昨日だったか、グレイテスト・ショーマンのDVDが届いたので今日観ました。やっぱり歌が最高ですね。大学受験が終わって即映画館まで観に行ったのですが、すごく心を揺さぶられたのにそういえばあの子のことを思い出すことはなかったな。今日気づきました。ちゃんと、ちゃんとって言ったらいいか分からないけど、ちゃんとあの子の事を諦められたんだね。グレイテスト・ショーマンの感想もまた別に書きたいと思います。